第十三回 「神原さんとバルちゃん」
2008年05月25日
バルは2才5ヶ月になるバセット・ハウンドの男の子です。
甘えん坊で、家の中では誰かの後をずっとついてまわり、ストーカー犬と呼んでいます。
今年2月、ペットホテルを探していて、らぽーるさんを知りました。以前から興味があったアニマルセラピーの話を聞き、一緒に参加できたらいいなと思い教室に通い始めました。
これまでに高齢者施設と更生施設の3ヶ所で活動に参加させていただきました。初めてのことでどう接したらいいのか戸惑いもありましたが、犬と関わっているうちにみなさんの顔が自然にほころんでいって、笑顔ってこんなにすてきだったんだと感じました。そして何も言わず、ただバルをずっとなでてくださっているその姿は優しさにあふれ、とてもあたたかい気持ちになりました。
会話をかわすわけでもないのに、人の心をひきつけている犬の持つ力ってこんなにすごいんだと実感しました。
バルのおかげで教室やセラピー、散歩中にもたくさんの飼い主さん・ワンちゃんたちと知り合うことができました。みなさんとお話したり、セラピー活動に参加することが私の中でエネルギーになってきている様な気がします。
しつけはまだまだで、教室ではバルのマイペースにくじけそうになることもありますが、一緒に少しでも人の役にたてることがあれば、こんなにうれしいことはありません。たしなみある人・犬をめざしてこれからもがんばっていきます。
神原 雅代
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